日本語教育学会・教師協会の国際連携推進に関する覚書

「2004年日本語教育国際研究大会」(東京,2004年8月6 ~7日)に代表者が出席した諸国・地域の日本語教育学会・教師協会,及び日本語教育関係団体間の国際連携に関心を有する学会・教師協会(以下「学会」という。)は,

「東アジア日本語教育国際シンポジウム」(天津,2002年11月2~4日)の際に取り交わした『日本語教師会・学会グローバル・ネットワークの覚書』に基づく国際連携が,当該覚書に署名した学会間で進展しつつあることを歓迎し,

各学会が, それぞれの事情に応じて,日本語教育に関し,実践活動と学術研究の発展と活性化を図るうえで,情報交流等の方法を通じて学会間連携を深めていくことが有用であると考え, 柔軟に学会間連携を推進するよう努めることを目指して,

次に掲げる事項について合意し,本覚書に署名する。

1.学会間の連携を推進するために,次の諸活動を行う。
(1)国際学術活動に関する共同開催,広報,参加についての協力
(2)機関紙等の主要学術研究刊行物の相互提供
(3)ウェブサイト等を通じて,各学会の学術活動の相互広報と,そのための情報の相互提供
(4)学会誌への投稿,研究会議への発表応募,等について,他の学会の会員に対する機会を提供する可能性の検討
(5)共同研究,講師派遣,等の人的交流の推進

2.国際連携を目指す上記の諸事項については,各学会がその会員の利益のために講ずる自主的な措置を妨げるものでないことを相互に了解する。

3.本覚書は,学会間連携への参加を希望する学会の署名のために開放しておく。

4.本覚書は,各学会の代表者が個別に署名のうえ,社団法人日本語教育学会に送付するものとする。

5.日本語教育学会は、署名のうえ送付された全ての覚書の写しを,署名学会一覧表(別紙)を付して,各学会に送付するものとする。

 -加盟学会は別紙一覧表を参照。

  • 最終更新:2022-10-04 10:25:56

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